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乳房星(たらちねぼし)−1・0
第155章 Tシャツに口紅
(ブロロロロロロ…)

時は、3月14日の夜7時頃であった。

A班のメンバーたちとマァマが乗っている特大バスがハレクラニ沖縄(豪華リゾートホテル)の正面玄関前に到着した。

到着したバスの周りに付き人軍団の男たちがいっせいに取り囲んだ。

それから30秒後にドアがひらいた。

A班のメンバーたちとマァマは、バスから降りたあと館内に入った。

フロントでてつづきを取ったあと、各部屋に移動した。

3月15日と16日は、かねひで喜瀬カントリークラブ(ゴルフ場)へ行く予定である。

パースの関連会社の人たち20人が関連会社と取引をしている貿易会社の社長さまとお会いする予定である。

ところ変わって、プライベートプールとキッチンつきの豪華スイートルームにて…

時は、夜9時過ぎであった。

部屋の中に私とマァマとオリビアさんとイサベルさんとお見合い相手のスレンダーで極爆乳《おおきすぎるおっぱい》のアメリカ人の女の子とイナ姐《ねえ》はんがいた。

マァマは、私にお見合い相手の女の子を紹介した。

「は~いよーくん、お待たせ〜…紹介するわね…えーと…リリアンちゃんよ〜…」

マァマからの紹介の後、私とリリアンはゆっくりとおじぎした。

初対面のごあいさつをかわしたあと、私とリリアンはプライベートプールでデートをした。

ところ変わって、プライベートプールにて…

プライベートプールの敷地に色とりどりのカクテル光線がきらめいた。

私は、えんじ色のサーフパンツ…

リリアンは、黒のユニクロ水着のスイムショーツと白のTシャツ姿…

…で、3人分が座れる大きめのチェアに腰かけていた。

大きめのチェアのすぐ近くに大きめのパラソルが立っていた。

パラソルの下にいる私とリリアンは、ひとことも言わずにお顔を見つめ合った。

(ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクン…ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクン…)

この時、ふたりの胸の鼓動が少しずつ高鳴った。

私とリリアンは、ドキドキしながらお顔を見つめ合った。
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