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乳房星(たらちねぼし)−1・0
第157章 部屋とYシャツと私
時は、3月15日の朝7時頃であった。

ところ変わって、スイートルームの洋間にて…

ブリヂストンのロゴ入のゴルフウェア姿の私は、A班のメンバーたちと一緒に出発準備を整えていた。

その様子をマァマとリリアンとオリビアさんとイサベルさんが静かに見守っていた。

イナ姐《ねえ》はんは、心配げな表情でマァマに言うた。

「ジナ。」
「(マァマ、困った声で言う)お姐《ねえ》ちゃん!!」
「よーくんは、ゴルフにいくの?」
「(マァマ、困った声で言う)よーくんはお仕事でゴルフをするのよ!!…きょうは、パース(西オーストラリア)の関連会社の人たち20人が取り引き先の社長さんと一緒にお越しになられるのよ!!」
「お仕事でゴルフと言われても理解できない…」
「お姐《ねえ》ちゃん!!先方さまはイワマツグループと商取引《とりひき》しているのよ!!…新規の顧客《こきゃく》さまを紹介していただけるかどうかの大事なお仕事なのよ!!」
「でも…リリアンちゃんは…」
「リリアンちゃんは、このあとモデルさんのお仕事をするのよ…ああ、ゆりさん。」

マァマは、ゆりさんに声をかけた。

「なあにジナさん。」
「サーシャさんの四女さんとゆなさんとドリスさんがこちらに到着するのは何時?」
「ああ、さっき那覇空港に着いた飛行機から降りて車に乗ったわよ…沖縄道《こうそく》を通ってこちらに向かう予定だから…あと40分で到着するわね。」
「あと40分ね。」

A班のメンバーたちの出発準備が整ったあと、出発した。

マァマは、リリアンにやさしく声をかけた。

「リリアンちゃ〜ん、よーくんが出発するわよ…お見送りしようね。」

マァマは、リリアンにブリヂストンツアーステージのロゴ入りの純正ボストンバッグをゆっくりと手渡した。

マァマは、リリアンにやさしく声をかけた。

「は~い、よーくんにおカバンを渡そうね。」

リリアンは、ほほえみながら私にゆっくりとボストンバッグを手渡した。

私は、ゆっくりとボストンバッグを受け取った。

「リリアン。」
「ヨシタカ…リリアンのもとに帰って来てね。」
「うん…行って来るよ。」
「は~いリリアンちゃん…おててをふってあげてね。」

このあと、私はA班のメンバーたちと一緒に部屋を出発した。

朝8時半頃であった。

A班のメンバーたちが乗り込んだ特大バスが出発した。
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