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乳房星(たらちねぼし)−1・0
第160章 おうちでかくれんぼ
「福也《さちや》さん!!」
「はい。」
「さっきあんた、榎原市長《もとしちょう》に足もとを見透かされていたわよ!!」
「すみませんでした〜」

ゆかさんは、ぼんち揚げのふくろをあけながら福也《さちや》さんに言うた。

「あんたはどないすんねん!!」
「えっ?」
「えっ?じゃなくて、榎原市長《もとしちょう》の言いなりでお見合いするつもりなの!?」
「その気はありません。」
「だったら気を強く持ちなさい!!」
「はあ〜」

ゆかさんは、ふくろから取り出したぼんち揚げをふたつに割ったあとかた方を口に入れてもぐもぐと食べた。

この時、風香《フー》ちゃんは、石鎚黒茶《おちゃ》が入っている砥部焼の湯のみをみなさまにお配りした。

ゆかさんは、お茶をひとくちのんでから福也《さちや》さんに言うた。

「福也《さちや》さん!!」
「はい。」
「あんたね!!順子《よりこ》さんが好きだったら、がんじんがらめにつなぎ止めなさい!!」
「つなぎ止める…」
「今のあんたはスキだらけになってるわよ!!それが原因で榎原市長《もとしちょう》からあななことを言われたのよ!!」

この時、ゆかさんのとなりにいたゆりさんがゆかさんを止めた。

「ゆか!!やめなよ!!」
「おねーちゃん!!」
「みんな疲れているのに、ガーガーガーガー言わないでよ!!」
「分かってるわよ!!だけど福也《さちや》さんの気持ちが弱いから注意しただけよ!!」
「分かったわよ…きょうはいいから、お茶をのんで休もうよ!!…明日も朝早いのよ…」

ゆりさんは、ゆかさんに言うたあとお茶をのんだ。

その後、みんなでお茶をのんで過ごした。
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