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乳房星(たらちねぼし)−1・0
第164章 歩き続けよう
時は、モンゴル時間3月23日の正午過ぎであった。

ところ変わって、モンゴル本社のオフィスビルの外にて…

オフィスビルの外には私と三浦工業《みうら》の現地法人の技工スタッフさんたち20人と担当者さまたち10人がいた。

ランチタイムが来たのでお昼休みに入った。

この時、イナ姐《ねえ》はんと風香《フー》ちゃんと順子《よりこ》さんが黒の象印マホービンのランチジャーがたくさん入っているケースとお茶をいれる道具を持ってここに来た。

風香《フー》ちゃんと順子《よりこ》さんは、ランチジャーをみなさまにお配りした。

ランチジャーが全員に行き渡ったあと、風香《フー》ちゃんと順子《よりこ》さんはイナ姐《ねえ》はんと一緒にスーティーツァイ(ミルクティー)をいれる準備に入った。

私は、ランチジャーの中からケースを取り出した。

最初の入れ物には、蒸し野菜ときんぴらごぼうとひじきとだし巻きたまごとしょうが焼きが入っていた。

二段目の入れ物に白いごはん…

一番下にあった入れ物には具だくさんのみそ汁…

…が入っていた。

私は、ひとことも言わずにランチを摂った。

A班のメンバーたちは、私が使っている個室でランチを摂っていた。

ランチのあと、いれたてのスーティーツァイが配られた。

順子《よりこ》さんは、ほほえみの表情でスーティーツァイが入っている黒のアルミのスタバのロゴ入のマグカップを手渡した。

私は、ひとことも言わずにスーティーツァイをゆっくりとのみながらつぶやいた。

福也《さちや》さん…

ホンマに大丈夫かな…

福也《さちや》さんは…

なんで順子《よりこ》さんと付き合うのをやめたのかな…

よくわからない…
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