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乳房星(たらちねぼし)−1・0
第167章 異邦人
時は、4月1日の朝10時頃であった。

A班のメンバーたちが乗っている専用機がインド・デリーのインディラガンディー国際空港に到着した。

専用機を降りたメンバーたちは、特大バスに乗ってデリーの中心地へ向かった。

午後1時頃、特大バスがコノートプレイス付近ジャンパースレーンにあるザ・インペリアルニューデリー(五ツ星ホテル)に到着した。

宿泊の手続きを終えたメンバーたちは、各部屋に入って身体を休める。

時は、4月2日の朝9時頃であった。

ところ変わって、インド本社のオフィスビルの中にある私の個室にて…

(ジーッ、パチパチ…)

私は、オフィスビル内にある個室でソロバンを使って帳簿に記載されている金額を計算して間違いがないかどうかをチェックしていた。

インド本社でお仕事をする予定は4月8日まで…

その後は、アーンドラ、プラデーシュ・チャッテ、イースガル・ハリヤーナ、オリッサの4州にある特大豪邸・特大倉庫のお手入れなどの予定が入っている。

時は、夕方4時半頃であった。

私は、帳簿の整理が一区切りついたので休憩をしていた。

窓には、夕暮れ時のデリーの中心部の風景が写っていた。

私は、デロンギのコーヒーメーカーの容器に入っているコーヒーを白の(スタバで買った)トールサイズのマグカップに注いだ。

(ピッ、カチャ…)

コーヒーをいれたあと、私はデスクの上に置いてるリモコンを手に取った。

リモコンを使って、ネットジューク(ソニーオーディオ)の電源をいれた。

(ピッ、ピッ…)

つづいて、ハードディスクモードにセットしたあとダウンロードされている曲を選んだ。

その後、一曲リピートにセットしたあと再生ボタンを押した。

一曲リピートにセットした歌は、久保田早紀さんの歌で『異邦人』である。

私は、夕暮れに染まるデリーの街並みをながめながらいろんなことを考えた。

人生設計のこと…

仕事のこと…

他にも…

いろんなことを考えた。

夕方5時50分頃であった。

私はネットジュークの電源を切ったあと、のみかけのコーヒーをのみほした。
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