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乳房星(たらちねぼし)−1・0
第167章 異邦人
5月8日の午前10時頃であった。

専用機がニースの国際空港に到着した。

それから80分後に、貸し切りの小型機に乗り換えてロンドンのルトン空港へ向かった。

ルトン空港に到着した後、A班のメンバーたちは乗り継ぎ専用のロビーで休憩を取った。

それから120分後にA班のメンバーたちは乗り継ぎの小型機に乗って、エディンバラの国際空港へ向かった。

5月13日からは、スコットランドでお仕事に取り組む予定である。

5月13日の朝10時過ぎであった

ところ変わって、エディンバラのニュータウン・クイーンズストリートにある関連会社のオフィスビルの中にある私の個室にて…

(ジー…パチパチパチ…)

私は、そろばんを使って帳簿のつけ間違いの有無を確認した。

夕方5時過ぎであった。

クイーンズストリートガーデンズの敷地にある水銀灯にポツポツと灯りが灯り出した。

それと同時に、通りの飲食店の灯りがポツポツと灯った。

通りを歩いている若いカップルさんたちや女の子同士のグループたちが、お目当てのお店へと向かっていた。

私は、バリスタで挽いたコーヒーをのみながら休憩をしていた。

明日は、外回りのお仕事がたくさんある。

休憩を終えたあと、私は明日の準備を始めた。

5月14日から18日までの間は、グラスコー~アバディーン~ウィック~インヴァネスと外回り営業のお仕事に出た。

5月18日の夕方に、スコットランドでのお仕事の予定が終了した。

A班のメンバーたちは、その日のうちに専用機に乗ってカザフスタンへ向かった。
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