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乳房星(たらちねぼし)−1・0
第167章 異邦人
5月29日の午後3時過ぎに、A班のメンバーたちが乗っている専用機がモンゴル・ウランバートルチンギスハーン国際空港に到着した。
A班のメンバーたちは、専用機を降りたあと空港からダブルデッカーのバスに乗って、モンゴル本社へ向かった。
5月30日からは、モンゴル本社でお仕事に取り組む予定である。
ところ変わって、モンゴル本社のオフィスビルの私の個室にて…
(ジー…パチパチパチ…)
私は、そろばんを使って帳簿のチェックをした。
夕方5時半過ぎに、窓の外に写っているチンギスハーン広場に建っているチンギスハーン像がライトアップされた。
それと同時に、建物に灯りがポツポツと灯り始めた。
私は、個室の窓に写るウランバートルの中心部の風景をながめながらバリスタで挽いたコーヒーをのんでいた。
5月31日から6月9日までの間は、ウブルハンガイ県~ドンドゴビ県~ゴビスンベル県~ヘンティ県~ハヤンホンゴル県~ゴビアルタイ県の各地を回って外回り営業のお仕事に出た。
10日は、休暇を取ってみんなで西モンゴルのハラホリンへ行った。
ところ変わって、世界遺産に登録されているエルデニ・ソー寺院にて…
私たちは、ゆっくりとした足取りで寺院の境内を散策した。
私は、灰色の曇におおわれた空を見上げながらつぶやいた。
恋人の温もりがほしい…
だけど…
スケジュールが立て込んでいるけん…
休みがない…
どうしようかな…
A班のメンバーたちは、専用機を降りたあと空港からダブルデッカーのバスに乗って、モンゴル本社へ向かった。
5月30日からは、モンゴル本社でお仕事に取り組む予定である。
ところ変わって、モンゴル本社のオフィスビルの私の個室にて…
(ジー…パチパチパチ…)
私は、そろばんを使って帳簿のチェックをした。
夕方5時半過ぎに、窓の外に写っているチンギスハーン広場に建っているチンギスハーン像がライトアップされた。
それと同時に、建物に灯りがポツポツと灯り始めた。
私は、個室の窓に写るウランバートルの中心部の風景をながめながらバリスタで挽いたコーヒーをのんでいた。
5月31日から6月9日までの間は、ウブルハンガイ県~ドンドゴビ県~ゴビスンベル県~ヘンティ県~ハヤンホンゴル県~ゴビアルタイ県の各地を回って外回り営業のお仕事に出た。
10日は、休暇を取ってみんなで西モンゴルのハラホリンへ行った。
ところ変わって、世界遺産に登録されているエルデニ・ソー寺院にて…
私たちは、ゆっくりとした足取りで寺院の境内を散策した。
私は、灰色の曇におおわれた空を見上げながらつぶやいた。
恋人の温もりがほしい…
だけど…
スケジュールが立て込んでいるけん…
休みがない…
どうしようかな…