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第172章 恋はアバンチュール

「あ〜ん、ソワソワしちゃう〜」

マァマは、必死になってイナ姐《ねえ》はんを止めた。

「お姐《ねえ》ちゃんやめて!!」
「だって、よーくんとニナちゃんがキスをしているのを聞いたから…」
「のぞかないで!!」
「よーくんはお嫁さんまだなのよ〜」
「よーくんは、女の子とふれあわないと生きていくことができなくなるのよ!!」
「ソワソワする〜」
「やめて!!」

（ピンポーン〜）

この時であった。

部屋の呼び鈴が鳴ったので、子守女《こもりめ》さんが応対に出た。

しばらくして、ドナ姐《ねえ》はんとカテリーナさんとナターリアさんがシュテフィを連れて部屋に入った。

シュテフィは、くすんくすんと泣いていた。

ドナ姐《ねえ》はんは、マァマに声をかけた。

「ジナ姐《ねえ》ちゃん。」
「ドナ。」
「どうしたのよ？」
「ドナ、お姐《ねえ》ちゃんを止めてよ!!」
「イナ姐《ねえ》ちゃんを止めてって？」
「お姐《ねえ》ちゃんがバスルームヘ入ろうとしているから止めてよ!!」
「ああ、そうだったわ…イナ姐《ねえ》ちゃん!!」

ドナ姐《ねえ》はんは、大急ぎでイナ姐《ねえ》はんを止めに入った。

マァマは、カテリーナさんとナターリアさんとシュテフィの応対に出た。

シュテフィは、私に会いたくなったのでくすんくすんと泣いていた。

マァマは、くすんくすんと泣いているシュテフィをゆっくりと抱きしめながらやさしく声をかけた。

「よしよし…よしよし…よーくんに会いたいのね…水着に着替えようね。」

このあと、マァマはシュテフィが着ていた衣服と下着を脱がした。

この時、イナ姐《ねえ》はんがソワソワしていたのでドナ姐《ねえ》はんが声をかけた。

「イナ姐《ねえ》ちゃん!!シュテフィちゃんが水着に着替えているところをジロジロ見ないでよ!!」
「分かってるわよ〜」

マァマは、シュテフィが着ていた衣服とは脱がしたあと黒のユニクロ水着のスイムビキニショーツを着せた。

「は～い、シュテフィちゃん…お風呂に行こうね〜」

マァマは、スイムビキニショーツ１枚の姿になったシュテフィを連れてバスルームヘ行った。

このあと、私はニナとシュテフィと３人デートを楽しんだ。