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乳房星(たらちねぼし)−1・0
第193章 明日の愛
またところ変わって、ゆきさんが入院している病室にて…

哲人《てつと》は、必死になってゆきさんをなだめていた。

「かあさん!!かあさん!!」
「離して!!離して!!」
「かあさん!!落ちついてよ
!!」
「哲人《てつと》!!もうおかーさんは、静かに人生を終えたいのよ!!もうつかれたのよ!!」

それから数秒後であった。

「うううううう…」

(グハッ…)

この時、ゆきさんが再び口元から大量に吐血した。

「かあさん!!かあさん!!かあさん!!」
「義母《おかあ》さま!!」
「かあさん!!」
「アタシ、医師《せんせい》を呼んでくる!!」

奈保子《なおこ》は、病室から出たあと大急ぎで医師を呼びに行った。

それから5分後であった。

この時、ゆきさんは十二指腸にかなり大きなダメージがあったと診断された。

これにより、ゆきさんは緊急のオペを受けることになった。

(カチャカチャカチャカチャカチャカチャ…)

ゆきさんは、ストレッチャーにのせられたあと手術室に運ばれた。

このあと、緊急のオペが始まった。

緊急のオペは、約10時間に渡って行われた。

緊急のオペを受けたゆきさんは、最悪の事態は免れた。

緊急のオペのあと、ゆきさんは集中治療室に運ばれた。

ゆきさんは、それから3〜4日の間集中治療室のベッドで眠りつづけた。

哲人《てつと》は、ものすごく心配な表情でゆきさんを見つめながらつぶやいた。

かあさん…

かあさん…

目をさましてよ…

かあさん…

かあさん…

哲人《てつと》は、その場に座り込んだあと『ううう…』と泣いた。

奈保子《なおこ》は、哲人《てつと》の肩をやさしく抱きながらぐすんぐすんと泣きじゃくった。
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