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乳房星(たらちねぼし)−1・0
第194章 時代おくれの恋人たち
(ゴーッ…)

時は、トルコ時間9月18日の午後3時頃であった。

A班のメンバーたちが乗っている専用機がイスタンブール・ザビハ・ギョクチェン空港に到着した。

A班のメンバーたちは、専用機から降りたあとタラップ下に停まっている特大バスに乗り込んだ。

(ブロロロロロロロ…)

午後3時半頃であった。

A班のメンバーたちが乗り込んだ特大バスが空港から出発した。

バスは、欧州側の地域へ向かって走行した。

9月19日から21日まではトルコ本社でお仕事をする…

21日の夜9時からは、プロ麻雀対局番組に出演する…

22日から25日までは、特大豪邸と特大倉庫のお手入れをする…

…多忙な日々がつづく。

9月19日の朝8時頃であった。

ところ変わって、トルコ本社のオフィスビルの中にある私の個室にて…

個室の床に、大きめのプラスティックケース5個が置かれていた。

プラスティックケースには、トルコ本社で行われた会議などの重要案件が記載されている書面がたくさん入っていた。

ウェンビンさんとミンジュンさんとたつろうさんとリチャードさんは、書面を整理したあとデスクに座っている私のもとにとどけた。

私は、受け取った書面の内容をひと通り読んだあと万年筆を使って調印した。

たつろうさんとリチャードさんは、調印できた書面に金印を捺《お》す作業をした。

調印作業は、夜9時過ぎまでつづいた。

20日から21日の昼過ぎまでは三浦工業《みうら》の現地法人の技工スタッフさんたちと一緒にオフィスビルに設置されているボイラー機器の保守点検と取り替えが必要な機種の有無の調査とプリサーバ(配管防サビ装置)を経由してつながっている水道管の交換作業などに取り組んだ。

21日の夜は、イスティクラール通りにある特大コンサートホールで開催されるプロ麻雀の対局番組の生放送に出演した。

私は、名人と竜人2名(3人とも中国出身者)と同じ組で対局した。

対局で総合1位になると、初段から二段にあがるのでしかめた表情で対局にのぞんだ。

楽屋で待機しているA班のメンバーたちは、モニター画面で対局を見守っていた。

対局の結果は総合1位になったので、二段に昇格した。

対局が終わったあとも、スケジュールがぎっしりと詰まっているので休みは1日もない。
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