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乳房星(たらちねぼし)−1・0
第216章 雲にのりたい
時は、夕方4時頃であった。

私は、下関市内一帯《しないいったい》を歩き回って大番頭《おおばんと》はんたちを探し回った。

しかし、大番頭《おおばんと》はんたちを見つけることができなかった。

バンサクつきた…

もうだめだ…

ひどい悲しみにつつまれた私は、海を見つめながらつぶやいたあと下関の国際フェリーターミナルへ行こうと決めた。

マァマに会いに行こう…

マァマがいる韓国へ行こう…

………

2018年12月22日…

場所は、カナダ・プリンスエドワード島・フレンチリバーの本籍地の家の敷地にある特大豪邸の特大広間にて…

時は、夕方5時過ぎだった。

私は、テーブルに顔をふせて泣いていた。

テーブルの上には、エクスペリアのウォークマンが置かれていた。

イヤホンから長山洋子さんの歌で『雲にのりたい』が聞こえていた。

もちろん、一曲リピートにセットされていた。

(この時、大音量になっていた)

「うううううううううううううううう…桜子たち…アンナ…桜子たち…アンナ…うううううううううううううううううう…桜子たち…アンナ…桜子たち…アンナ…」

それから数分後であった。

私は、深眠《ねむり》についた。

この時、ものすごく悲しい時のことを思い出した。

時は、1994年10月6日の夕方4時半頃であった。

ところ変わって、下関国際フェリーターミナルにて…

私は、乗船申し込みの窓口に駆け込んだ。

この時、しめきり30分前であった。

私は、ものすごく切羽詰まった声で窓口にいる人に言うた。
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