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乳房星(たらちねぼし)−1・0
第216章 雲にのりたい
「すみません!!」
「はい?」
「あの…きょうじゅうにプサン行きのフェリーに乗りたいのです!!…あの…空いている席はございますか!?」
「えっ?」
「空いている席があったら(チケット)1枚切ってください!!」
「えっ?」
「『えっ?』じゃなくて、チケット1枚切ってください!!」
「チケット1枚切ってって?」
「私は、きょうじゅうにプサン行きのフェリーに乗りたいのです!!フェリーに乗りたいからチケット1枚切ってください!!」
「あの…はちみつ大好きな…アレ…」
「それは『くまのプーさん』ですよ!!」
「えーと…無職がどうかしたのですか?」
「それは『プータロー』ですよ!!」
「あの…なんて言いましたか?」
「プサン!!」
「かわいいワンちゃん…」
「それは『プードル』ですよ!!」
「あの…ローンがまだ残っている…」
「それは『フサイ』ですよ!!私は切羽詰まってるのですよ!!」
「だからどうしたいのですか?」
「私は、きょうのプサン行きのフェリーに乗りたいのでチケット1枚切ってください!!」
「ですから、はちみつ大好きな…」
「もういい!!話にならん!!ふざけるな!!」

受付係の人が大パニックを起こしたので、プサン行きのフェリーのチケットを買うことができなかった。

どうしよう…

韓国へ行けなくなった…

マァマのもとへ行きたいのに…

行くことができなくなった…

サイアクだ…

サイアクだ…

日本《このくに》から出たいのに出ることができない…

どうしたらいいのだ…
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