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乳房星(たらちねぼし)−1・0
第223章 哀しみ本線日本海
(ザザーン、ザザーン、ザザーン、ザザーン…)

時は、10月9日の夕方4時頃であった。

ところ変わって、県道香美久美浜線沿いにある海岸にて…

ショルダーバッグを持っている私は、沢の鶴の酒《ワンカップ》をのみながら夕暮れの海を見つめながらつぶやいた。

この先、どうすればいいのだ…

ドナ姐《ねえ》はんは、どこにいるのか?

ドナ姐《ねえ》はんを大急ぎで見つけないと…

手遅れになってしまう…

どうすればいいのだ…

私は酒《ワンカップ》をのみほしたあと、泣きそうな声で『哀しみ本線日本海』をワンコーラス歌った。

しかし、歌っている途中で泣き出した。

「うううううううううううううううううううううううううううううう…お嫁さんがいないと…生きて行くことができない…一人では…生きて行くことができない…うううううううううううううううううううううううううううううううううううう…」

つらい…

おんまくつらい…

男ひとりで生きて行くのは…

ものすごくつらい…

「うううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう…ううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう…」

私は、森昌子さんの代表曲のひとつ『越冬つばめ』を震える声で歌った。

ワンコーラス歌ったあと、大泣きした。

だけと、それで気持ちが晴れなかった。

男ひとりで生きて行くことはできない…

お嫁さんがいないと…

生きて行けないよぅ〜
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