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乳房星(たらちねぼし)−1・0
第22章 傷だらけの人生
「あの…教官!!」
「なんだよ〜」
「私は、飛行機に乗って韓国へ向かう予定だったのですよ!!」
「分かってるよ〜」
「分かっているのであれば、出発させてください!!」
「分かってるよ…だけど、オレは時間がないのだよね〜」
「時間がないって、どう言うことですか!?」
「だから…サチヤ(弟)とカノジョが結婚することが気に入らないからイライラしているのだよ!!」
「教官の言ってる言葉がよくわかりませんけど…」
「オレはオヤジからたのまれているのだぞ!!」
「だから、オトーサマからなにを頼まれているのですか?」
「サチヤをキドウシュウセイさせろと頼まれたのだよ!!」

私は、ものすごくいらついた表情で元教官に言うた。

「教官…教官!!」
「なんだよイワマツ〜」
「教官は、弟さんが大学で知り合ったカノジョと挙式披露宴をあげることがそんなに不満ですか!?」
「不満だからキドウシュウセイさせるのだよ〜」
「教官が言うているキドウシュウセイとはなんでしょうか!?」
「だから!!サチヤとマヤさん(カノジョ)の挙式披露宴の新郎さんの名前を変更させるといよんや!!」
「それじゃあ、せっかくふたりでたてたウェディングプランは壊すと言うことですか!?」
「サチヤをキドウシュウセイさせる方法はふたりがたてたウェディングプランを壊すしかないのだよ!!」

思い切りブチ切れた元教官は、弟に対して小鉢を投げつけた。

(ゴツーン!!)

元教官が投げつけた小鉢は、弟の右肩を直撃した。

弟は、怒った声で元教官に言うた。

「兄さん!!なんでぼくにものを投げつけるのだよ!!」
「サチヤ!!」
「なんだよ!!」
「オドレはどこのどこまでクソナマイキなガキだ!?」
「兄さん!!あんまりだよ!!ぼくとマヤの結婚にケチをつけたから許されない!!」
「やかましいだまれ!!」
「ふざけるな!!クソバカ!!」
「なんやオドレ!!ぶっ殺してやる!!」
「章弘《あきひろ》(元教官)!!サチヤ!!ふたりともおやめ!!」

この時、元教官の母親があいだに入って元教官と弟のケンカを止めた。

元教官の母親は、弟に対してものすごく怒った表情で言うた。
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