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乳房星(たらちねぼし)−1・0
第24章 ひこうき雲
時はうんと流れて…

アイスランド時間1995年1月1日の朝10時頃であった。

私は、マァマとドナ姐《ねえ》はんと一緒に専用機に乗っていた。

私は、1994年のクリスマスの夜に広島市中心部でドナ姐《ねえ》はんと再会した。

その翌日、関釜フェリーに乗って韓国へ渡った。

プサンの国際ターミナルでマァマと合流したあと、専用機に乗って旅に出た。

その翌日からイワマツを作るプロジェクトを始める準備に取りかかった。

12月30日に開始できるめどがたった。

そしてこの日(1995年1月1日)にイワマツを作るプロジェクトが開始された。

アイスランド時間の正午頃であった。

3人が乗っている専用機がレイキャヴィークケフラヴィーク国際空港に到着した。

専用機から降りた3人は、マイクロバスに乗って大番頭《おおばんと》はんたちが待っているハットルグリムス教会へ向かった。

それから80分後であった。

3人が乗っているマイクロバスがハットルグリムス教会の敷地に到着した。

ハットルグリムス教会の名前の由来は、アイスランドを代表する詩人で聖職者のハットルグリムルピアトルソンから命名された。

1945年に建設開始…

それから41年の時を経て1986年に完成した。

教会は、ルター派の教会…

シンメトリーな美しい建物の作りは、ロケットや鳥の形によく似ていた。

敷地内には、アメリカ大陸を発見した冒険家・レイブルエイリクソンの像が立っていた。

3人は、マイクロバスから降りたあと歩いて教会の建物へ向かった。

この時、私は途中で足を止めて青空を見上げた。

青く澄み切った空に、白いひこうき雲が浮かんでいた。

私は、澄み切った青空に浮かぶひこうき雲をじっと見つめながらつぶやいた。

わぁー…

きれいだな…

澄み切った青空を見つめている私に、マァマが声をかけた。

「よーくん。」
「マァマ。」
「なあに?」
「きれいだね。」
「えっ?」
「澄み切った青空《そら》に、白いひこうき雲が浮かんでいるよ。」
「うん、きれいね。」

マァマは、私に声をかけた。

「よーくん…早く行きましょう…大番頭《おおばんと》はんたちが教会《チャペル》で待ってるわよ。」
「あっ、うん。」

私は、マァマと一緒に教会《チャペル》ヘ向かった。
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