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ビッケとビッチ
第2章 11月19日日曜日午後5時~
 18

「わたしね…
 わたしもね、ストッキングが好きなのぉ…」

「え、そ、そう…なんすか…
 だから、いつも…
 ストッキングを穿いてるんすかぁ?」
 そう、身悶えしながら言ってくる。

「え、いつもってぇ?」

「あ、ほらぁ、最近の女性は、ストッキング嫌だっていう人多いじゃないっすかぁ…
 だから余計に、いつも悠里さんはストッキング穿いているなぁ…って、思ってたんすよ…」

「え、そ、そう…」

「は、はい、それにぃ、今夜はぁ、そんなぁ太腿で留めるタイプなんてぇ…
 初めて見たしぃ、ドキドキしてたんすよぉ…」

「そうなんだぁ…」

「だからぁ、この前のノーパン直穿きには驚いちゃったっす…」

 そうなのである、ストッキングフェチには、あのノーパン直穿きは羨望なのである…
 あのスタイルイコール、セックスに直結してしまうのである。

 わたしは長年のストッキングラバーとしての生活で…
 それはよく実感はしていた。

「そうなんだぁ…
 それじゃあ、尚更、合格ね…」

「え、合格…って?」

「うん、いいの…
 後で、あ、いや、これからゆっくりと教えてあげるから…」
 と、わたしはそう囁き…

 ゆっくりと両脚を広げ…

「だ、だからぁ、もっとぉ…」
 
 舐めてよぉ…

 そう囁きながら、両脚を広げ、指先でアソコのヒダに触れていく。

「あ、あぁぁ…」

 顔から火が出る程に恥ずかしかったのだけど…

 そのストッキングフェチ、ラブの欲情と、昂ぶりが…
 わたしにそうさせてきたんだ。

「もっとぉ、もっと、感じさせてよぉ」

 指先で濡れたヒダを広げながら…

 そう喘いでいく…

 和哉くんは…

 とりあえず高得点で…

 合格だ…
 



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