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みんな大好き♡中華まん男子
第4章 寒い冬には、ほっこりフカフカ肉まん男子
ブヨヨヨ~ン!
「きゃあっ!」
「わぁ~!包子ちゃん!」
小柄な私の身体は、サッカーボールの如く跳ね返された。
宙に舞う私を伍吾一くんが、見事にフラインぶぅ~キャッチ!
バッフン!
「包子ちゃん!大丈夫?」
「伍吾一くん…。」
見てくれと違って、なんて俊敏なの!
心配そうに覗き込む、お目々がキラキラしている。
あぁ…穢れを知らないのかしら!
ズキン…胸が痛む。
良心の呵責が疼いた様だ。
「包子ちゃん…。」
「伍吾一くん…。」
ジッと、見詰め合う…中々良い雰囲気になってきた。
「あれ…目がゴロゴロする…ゴミかな…。」
伍吾一くんが、両目を閉じた。
チャン~ス!
そのピンクの唇は、頂くわよ~!