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みんな大好き♡中華まん男子
第2章 火傷にご注意とろ〜り甘々こしあんまん男子
ボスンッ!
「わっ!冷たっ!」
「美貴さ~ん!待ったてたよぉ~!」
私に抱き付き頬っぺたを擦り寄せる亮は、とても冷たくてなっていた。
「バカッ!何時からここに居たのよ!」
「19時~。美貴さん、駅に着くって言ってたから。」
あぁ…その頃は、仕事が終わってなかった。
「メールしたのよ!食べて帰るって。」
「携帯、忘れちゃったんだもん。」
何だって!
「一旦帰れば、良かったじゃないの~!」
「え~!その間に、駅に着くかもしれないじゃん!」
着いてないわぁ~!
「もう……本当に…亮は、バカね…。」
背中に回した腕に、力を込める。
「いいも~ん…バカだもん…。」
そんな亮の声は、何だか楽しそうだった。