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みんな大好き♡中華まん男子
第3章 身も心もヒリヒリ…スパイシー辛口カレーまん男子
ガチャガチャ…。
六人分のコーヒーを用意して会議室に向かう。
何よ!何よ~!
正弥にとって、私は召し使いでしかないんだ!
悔しい~正弥のコーヒーだけ、塩入れてやろうかしら!
でもそんな事したら、報復の方が怖い…。
ぐっすん…。
会議室のドアをノックして開けて入る。
「失礼致します~。」
打ち合わせの邪魔に成らない様に、慎重にコーヒーを置いていく。
ここで失敗したら、正弥に何を言われるか…上司の方がまだ優しいわ…。
無事に置き終わり、退室しようと下がる。
「失礼致しました。」
ペコリとお辞儀して、チラリと正弥を見るが、こちらには目もくれない。
別にいいですよ~だ!
その時だ
「あっ!君、名前は?」
「はい?」
打ち合わせ相手の、お偉いさんらしき人に声を掛けられた。