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第3章 身も心もヒリヒリ…スパイシー辛口カレーまん男子

三宮さんは、申し訳なさそうな顔をして



「すみません…叔父が無理やりお見合いを持ち掛けてしまいまして…。僕がこんな弱々しいので、心配してくれてるみたいで…。」

「はぁ…そうですか…。でも優しいから、たくさんしゃべればモテると思いますよ！」



多分…正弥よりは取っ付き易いんじゃないかしら。



「有難うございます…そんな事言ってくれたの楓さんが初めてです。お優しいんですね。」



これしきの事で、誉められた！



「そんな事…三宮さん話し易いからですよ～！」

「僕がですか！…そんな…。」



何だか雰囲気が良くなってきちゃってるけど…まっ！いっか～。



正弥だけが男じゃないし～！
料理も美味しいし！
今日はこれで楽しむぞ～！



…と、思ってたら



「失礼します…。」



はい…何で…？