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第3章 身も心もヒリヒリ…スパイシー辛口カレーまん男子

痛みに堪えるべく、ギュッと目を瞑ると…



痛くない…てか…唇に何か当たって…

キスされてる～！



ウッソ～！正弥と初キッスだぁ～！



「正…ひゃ…んぐ…。」



それも、軽くない…ディープキッス！



吸われる様に、舌を激しく絡められた。



「んん～！！んっ！」



痛いっ！
舌を思いっきり吸われてる～！



チュッポン！



と、ようやく離れると、舌がヒリヒリして痛い。



「ま…まひゃやぁ…？」

「はぁ…楓は……俺の何なんだ？」



激しいキスに息を乱して、私を見据える表情が険しい。



あぁ…これがカレなりの、愛情表現だったのかも…。



「か…カノジョ…かな…。」



チッと、舌打ちして私の手をまた引っ張る。