この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛蜜花 〜優しいSとMの関係〜
第6章 6
ほんの数分だったような気もするし、数十分なのか、それとも小一時間経っていたのか、それ以上か。
時間の感覚がなかった。

目が覚めた時には、バスローブに身を包んだ幸介の腕の中に居て、乱れていた洋服は全て脱がされていた。
もぞもぞと身体を動かすと、幸介は私が起きたことに気付いたみたいだった。

『起きた?』

優しい声が頭上から聞こえる。
小さくコクリと頷くと、幸介が話を続けていく。

『嫌だった?』

…何が?と聞こうとしたけれど、何のことか分かっていたし、聞き返すのも無粋だと思ったので、少しだけ考えて首を横に振った。

『本当はね、もっともっと色々したいんだ。
大体、それで関係がダメになっているんだけどね。』

そう言うと、腕の力が緩んで、ゴロリと幸介が天井を仰ぐ。
それは、少し寂しそうで。
私が…

『わ、私は…全然嫌じゃない。』

そう言うと、ぎゅっと幸介を抱き締めた。
多分、私の中に眠っていた性癖が、そろりそろりと顔を出し始めていたんだ。

『私、幸介に色々、されたい。』

気が済むまで、犯して…
そう、言いたかった。
/103ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ