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第7章 セルフ・プレジャー

最近、「自慰」のことを「セルフ・プレジャー」と呼ぶことが増えてきた。

どういう言葉を選択するかで、与える印象や受け取る印象が変わる。

「自」→「セルフ」は良いとして、「慰」と「プレジャー」ではやはり印象は違う。

「慰」はどこか受動的であるのに対し、pleasureは能動的な感じがする。

さらには、pleasureには「肉体的快楽」の意味もある。

「慰」には「楽しませる」という意味はあっても、性的な意味はなさそうだ。

外来語を多用するのはどうかと思うけれど、「快楽」にちゃんと踏み込んでいるのは良しとすべきだと思う。