この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
12歳年下の彼とクリスマスする話
第11章 12歳年下の彼とクリスマスする話
朝食をすませて、
ホテルをチェックアウトして。
このクリスマスプランの特典で
昨日行った、淡路夢舞台の
淡路グリーン館のチケットが
オマケでついてるから、
明るい時間の温室も見て行きませんかと
彼がそう声を掛けて来てくれて。
昨日とは…同じ温室なのに
全然受ける印象の違う
淡路グリーン館を楽しんで。
駐車場に戻って来て、車に乗り込んだ。
『巴さん…、まだ時間ありますし、
三宮にでも行きませんか?
夜にホームパーティーするんだったら
デパ地下で…買い物して帰りましょうよ。
ピザでも、ケーキでも、寿司でも
とりあえず揃いませんか?』
「確かに量り売りのお惣菜の
お店とかもあるから、サーモンとか
生ハムのマリネとか…、
オードブルのセットとか…
あっても…良いかも…」
お昼ご飯も…あの辺りなら
食べるお店には困らないし。
別に…普通に…食料品を
扱って居るスーパーもあるから。
全部デパ地下で揃えなくても…とは
思ったりはしつつ…デパ地下…
行くと…目移り…しちゃうんだよな。
三宮近辺で、夜の
ホームパーティーの
買い物とランチを済ませて。
3時過ぎには…アパートに戻って来れた。
港斗君がピザ食べたいって言うから、
ピザは宅配のピザを、その時間は
混雑しそうだから電話したら
頼んだ時間に配達してくれるそうで。
後は、スーパーにローストチキンの
レッグだけじゃなくて、丸鶏の
ローストチキンが売っていたので、
彼がこれがいいって言うので。
それを買って。後は…シュリンプカクテルが
凄い気になったらしくて、それと。
綺麗に具材も並んでいる、
焼くだけ簡単なパエリアがあって。
冷凍になってるみたいで、
凍ったままこれをフライパンに移して
加熱するだけで綺麗なパエリアが
食べられる…のがあったから。
それをスーパーで買って来てるから。
結局デパ地下では、
4号のホールケーキと。
量り売りの総菜のお店で
生ハムのサラダを買って来たぐらいで。
自分は何もしないのかって
感じがするから、シチューを
作ろうかなって芽キャベツを…
買って来たのは…買って来たんだけど…。
これにピザが来るんだったら…
食べきれる…だろうか??