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12歳年下の彼とクリスマスする話
第11章 12歳年下の彼とクリスマスする話

2人のパーティーには
多すぎる位の量だったけど。
テーブルの上の物が
ある程度減って来た頃に。

『巴さん…、ケーキ切りましょうよ。
折角ケーキの花火買いましたし
クリスマスツリーも、
暗い所で見たら特別な感じに
見える様な気がしませんかね?』

クリスマスツリーのライトは
パーティー始める時から
点灯したまんまにしていたのだけど。

『あ、巴さん…、
あの、ツリーの点滅のパターン
違うのにして貰えませんか?』

そう彼がこっちに行って来て。
自分が座って居る位置の方が、
私よりもクリスマスツリーに
近い場所に居るのに。
なんか…彼のその態度に、
若干の違和感を感じながらも。

巴が…座って居た場所から
腰を上げてリビングを移動して。
クリスマスツリーの裏側の
点滅のパターンを切り替える
スイッチがある…部分を操作しようと。
クリスマスツリーの裏側を
巴が覗き込んだ時だった。

「あれ…?何か…あそこに…ある…」

クリスマスツリーの下の
足元を隠すためのツリースカートの
端っこから…何かが
はみ出してるのが見えて。

ここは、普段の位置からは
全然分からない様なツリーの
裏側の死角になっている場所で。

『巴さん、どうか…しましたか?』

「何か…あるの…」

『あるって…何がですか?』

うーーーんと…その赤い
包装紙で包まれた何かを巴が
ツリーの裏側から引っ張り出すと。

結構…大きなサイズの…箱が出て来て。

『巴さん…それ、
きっとサンタさんからですよ』

日本だと…サンタさんからの
プレセントって枕元に届くけど、
外国のホームドラマとかだったら
クリスマスツリーの下に
大きな箱のプレゼントが
沢山あるイメージだ。

あの沢山のツリーの下のプレゼントは、
家族や親類や友人からの物で
開けるのはクリスマスの当日で、
それまでは開けずにツリーの下に
置いておくもの…なのだそうだ。

この…大きなプレゼントは…、
間違いなく…私の隣で
にこにこしている。
サンタの恰好した彼からの
私へのプレゼントな…んだろうけど。

「港斗君…これ、…いつ置いたの?」

『これですか?さっき巴さんが
キッチンで料理してた時ですけど…?』



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