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とある家族の裏事情
第1章 裏事情 〜序章〜
男を見るなり末っ子は大きな声で
「パパっ!!おかえりーっ!!」
と叫んだ
男の名前は
片岡 太一 (42才)
有名な大手企業の
営業職に就いている
仕事柄、長期の出張が多く
今回は4ヶ月程、家を空けていた
長男と次女が大きくなり
家の事を任せられるようになってからは
舞花は太一の所へ行きやすくなった
「パパってば、1人になると
野菜食べないし…
洗濯物も、溜め込んじゃうみたい」
理由は、こんなもので充分だ
リビングでは
久しぶりの父親の帰宅に
末っ子は浮足立ち
目をキラキラさせて
お土産を貰っている
家族への、お土産を出し終えると
太一は洗濯物を洗面所に持って行く
舞花はパタパタと太一の後を追いかける
「パパっ!!ワイシャツの襟に
洗剤塗っちゃうから貸してっ!!」
子供達には見慣れた光景だ
舞花がワイシャツの襟や袖に
洗剤を塗っていると太一が横に立ち
舞花の尻を撫で回しながら
耳元で囁いてきた
「明日から4日間は休めるから
いっぱい…楽しもうね……」
太一は、にやっと悪戯な笑みを向ける
舞花は自分の秘部が
じゅんっと濡れたのを感じた
そして、ウットリとした表情の
上目遣いで太一を見つめてから
耳元に囁やき返す
「いっぱい……可愛がって下さい……」