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とある家族の裏事情
第8章 裏事情 〜妻と夫の裏事情 3〜
俺、何でこんな事してるんだっけ…?
どうやって家に帰って来たのかすら記憶が曖昧だ…
さっきの男の子と話していたのは、告白を断るためだったらしい……

だが、そんな事はどうでも良い……
それよりも、告白を断る女が"誘うような妖艶な顔つき"だった事が許せない……
顔を近付けて目を合わせて……あれじゃ、断られてると理解出来るのか?

俺は、これから舞花が大きくなり綺麗になっていくと、こんな些細な事に耐えられずに精神を壊すのか?
だが、耐えられない……
考えても結論は出ないが、これだけはわかる
舞花が他の男と交わるなんて、許せない…

この女は俺の物だ、誰にも渡さない……
今の内に精神を壊して支配して、逃げられないようにしなくては……











日も傾いて暗くなってきた…

暗い玄関は異様な匂いに包まれ、男が正常位で女に腰を振っている
舞花の体も太一の体も自分達から出た液体で、水浸しになり太一が腰を振る度に、ばちゅんっ、ばちゅんっという水気を帯びた音が響いていた


太一は舞花の唇を貪りながら


「んぢゅぅぅっ…ぢゅぱっ、舞花…舞花あぁ…
好き好き好き好きっ、んぶぅっ…ぢゅるるるっ…愛してるよっ…愛してるぅっ…!!
他の男に足開いたら…殺すからねぇ……」


だが、意識を手放した舞花からは濁音のような喘ぎ声しか聞こえない


「おごっ……んぶうぅ………あひっ…………」


「ああぁ、白目向いて可愛いぃ……
舞花ぁっ!!舞花ああぁっっ……!!!」




太一は、腰を打ち付ける速度を上げて熱を放出する準備を始めた






それはもう、異常な光景であった……
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