この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
蛇神様の花わずらい
第7章 新しい生活
「結界は張りましたけど、くれぐれも変な輩には近づいてはいけませんよ」
雪影は何度も念を押し、暗夜も心配そうな顔をしつつ、二人は姿を消した。
彼らは幽霊のようにふっと現れて消える。
神様相手に幽霊呼ばわりは失礼かもしれないが。
残った穂波は当然、美鎖についてくるのかと思ったが、彼はイタズラっぽく笑って言った。
「いいよ、友達と行ってきなよ。久しぶりの再会なんでしょ?」
「あの……わたしがいない間、変なことはしないでくださいね」
「だいじょーぶ、だいじょーぶ」
一抹の不安を感じつつ、美鎖は出かけることにした。
雪影は何度も念を押し、暗夜も心配そうな顔をしつつ、二人は姿を消した。
彼らは幽霊のようにふっと現れて消える。
神様相手に幽霊呼ばわりは失礼かもしれないが。
残った穂波は当然、美鎖についてくるのかと思ったが、彼はイタズラっぽく笑って言った。
「いいよ、友達と行ってきなよ。久しぶりの再会なんでしょ?」
「あの……わたしがいない間、変なことはしないでくださいね」
「だいじょーぶ、だいじょーぶ」
一抹の不安を感じつつ、美鎖は出かけることにした。