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蛇神様の花わずらい
第8章 穂波と学生デート
もしかして、と振り返る前に、美鎖の隣の席に誰かが腰かける。

天使のような顔をキラキラさせているのは、穂波だった。

「美鎖、それ僕も欲しいな」

小首を傾げて穂波は美鎖のソフトクリームを眺め、次の瞬間にはパクリとかぶりついていた。

「冷たくて甘くて美味しい~!」

いや、いやいやいやいやいや。
そうじゃなくて。

「なんでここにいるんですか!?」
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