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蛇神様の花わずらい
第8章 穂波と学生デート
「蛇が長生きして、霊力を持つようになって、神様になってたってこと。蛇だった時は人里に住んでたんだ。冬は小学校の校舎の下で冬眠したりね」
穂波は懐かしそうに笑った。
「雪影と暗夜は最初から神様として生まれて、ずっと山育ちだからさ。こういうことは僕がやってあけないとね」
蛇神様の間にも色んなタイプがいるらしい。
穂波は会計に立った。
すでに大量の服が袋詰めにされ、あとは精算するだけになっている。
「あ、お金ならわたしが……」