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蛇神様の花わずらい
第10章 暗夜とおうちデート
「おまえの学友たちは……いや、何でもない。今日は俺が作る」

「でも……」

「いいから作らせろ」

暗夜は有無を言わせない。

そのまま美鎖がレシピどおりに指示を出し、暗夜が調理する、という形になった。
カレールーを見た暗夜はものすごく不思議そうな顔をしたが、特に文句は言わず、黙々と手を動かす。

「あっ! お米炊くの忘れた!」

「あぁ?」
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