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蛇神様の花わずらい
第12章 雪影とパーティデート
暗夜を襲った連中が判明しそうだ、ということで連れてこられたのだが、たどり着いたのはとあるパーティだった。

こういう政治的なものは分家が担当することになっている。
本家の人間は故郷で山を守り、神事を担当するのだ。

よって、美鎖には勝手がわからない。

「本当にここに手がかりがあるんですか? すごく場違いな気がするんですが……」

美鎖はうつむきがちに周囲を見渡す。

「ええ、まぁ、面白い状況になっていますよ」
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