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蛇神様の花わずらい
第13章 着付け室にて
その間にも、雪影の手は美鎖の着物をはぎ取っていく。

畳の上に帯や振り袖が散らばって、大輪の花を作りだす。
その中央に、足袋だけを身につけた美鎖が縫い留められた。

「綺麗ですよ……」

うっとりと雪影は笑う。

美鎖が体を隠そうとするのを、雪影は許さない。
すぐに足を大きく割り開かれてしまう。

「おや、もう濡れているようですが」

「う、うぅ……だって……」
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