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第14章 神様の仕事

その様子を見ていた暗夜も、軽く息を吐いた。

「まぁ、狙われてるんなら、護衛はしっかりしといた方がいいだろ」

二人の呟きを、美鎖は聞いていなかった。



翌日、美鎖は理子と一緒にキャンパスへ向かった。

大きなホールで入学式を終え、緊張や期待で騒いでいる新入生たちと外に出る。
父兄と写真を撮っている生徒や、サークル勧誘のために集まってきた先輩たちで、周囲はごった返していた。