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蛇神様の花わずらい
第14章 神様の仕事
だが、その予感は当たっていた。
美鎖が動かないので、穂波がこちらにやってくる。
その後に人だかりが一緒についてくるのだ。
「サークルに誘われてたんだー。今夜、新歓コンパがあるんだって。新入生はタダらしいよ」
穂波の手にはサークル勧誘のチラシが大量に握られている。
「美鎖、どこか行きたいとこある?」
穂波の言葉に、周囲の女性たちが反応する。
「穂波くんの知り合い? うちにおいでよ!」
「いやいやいや、うちの方が楽しいよ!」