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蛇神様の花わずらい
第15章 赤い犬
じわ、と視界が曇る。

その時、生臭い風が吹いた。
ざあああああ、と桜の花びらが降り注ぐ。

ふいに視線を感じて振り返る。

花吹雪が闇に溶けていく、その境目。
何かの影がぼんやりと浮かび上がっている。

犬だ。
椿のように赤い犬。

た、た、た、と、こちらへ歩いてきたかと思うと、ライトの光を避けるように暗がりで立ち止まる。

鋭い牙が見えた。

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