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蛇神様の花わずらい
第19章 ともだち
理子に何も打ち明けられないのが苦しかった。
でも、それが蛇神様の花嫁になるということだ。

来月は実家に帰ってまた祭祀を執り行わなければならない。
大学を卒業したら、祖母と同じように山に籠ることになるだろう。
そうすれば理子とこうやって遊ぶことも無くなる。

急に、胸が締め付けられた。
美鎖に残された時間は少ない。

巫女になることは嫌じゃない。
雪影も、暗夜も、穂波も、美鎖にはもったいないほどの相手だ。
彼らのために一生を捧げられるのは幸せだと思う。

ただ、少しだけ、捨てなければならないものが多いだけで。
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