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蛇神様の花わずらい
第20章 蛇神様の巫女
あぐらをかいた穂波の上に座らされ、今度は穂波の形を覚えさせられる。

持ち上げられた爪先が不規則に宙を蹴る。

「はぁ……あっ、ん……!」

このままでは動けない。
力の入らない手足を何とか床につこうとする。

だが雪影の手がそれを許してくれなかった。

肉の合間にピンと張り詰めた粒を、あっという間に暴き立てられてしまう。

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