この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
プレイボーイの憂鬱
第2章 サイテー
「まぁ、今とあんまり状況は変わらないでしょうし。
いいですよ。
近頃、大学の校内を歩いているだけで視線が痛い時があるんですよね」
やった!
心の中でガッツポーズをした俺は
左手に軽く力を込める。
加奈ちゃんはそれを合図に右手を
キュッキュと軽く2回握った。
か・・かわいい・・・
女と寝た回数は数え切れないほどだったとしても
女と手をつないだ回数は片手で数えられるぐらいで。
俺は何回も加奈ちゃんの右手を軽く握る。
加奈ちゃんはそれを合図にキュッキュと2回握る。
そんなバカップル、恋愛初心者のような行動が
嬉しくてたまらない。
その日の夕方、アドレス帳の女の名前を一掃した。
そしてアドレス登録している奴以外を
着信拒否した。
俺は翌日から校内でも堂々と
加奈ちゃんと手をつないで歩いた。
特定の女を作らない吉岡に彼女が出来た。
やっぱりあの子が本命だった。
吉岡が今までの女を全部切った。
そんな噂がたった2日で校内を駆け巡ったことを
張本人の加奈ちゃんだけが知らなかった。
いいですよ。
近頃、大学の校内を歩いているだけで視線が痛い時があるんですよね」
やった!
心の中でガッツポーズをした俺は
左手に軽く力を込める。
加奈ちゃんはそれを合図に右手を
キュッキュと軽く2回握った。
か・・かわいい・・・
女と寝た回数は数え切れないほどだったとしても
女と手をつないだ回数は片手で数えられるぐらいで。
俺は何回も加奈ちゃんの右手を軽く握る。
加奈ちゃんはそれを合図にキュッキュと2回握る。
そんなバカップル、恋愛初心者のような行動が
嬉しくてたまらない。
その日の夕方、アドレス帳の女の名前を一掃した。
そしてアドレス登録している奴以外を
着信拒否した。
俺は翌日から校内でも堂々と
加奈ちゃんと手をつないで歩いた。
特定の女を作らない吉岡に彼女が出来た。
やっぱりあの子が本命だった。
吉岡が今までの女を全部切った。
そんな噂がたった2日で校内を駆け巡ったことを
張本人の加奈ちゃんだけが知らなかった。