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プレイボーイの憂鬱
第5章 新しいピアス
次の日から、千明の半ストーカーは始まった。

付属高校上がりの俺たちは
千明が留学先から戻って日本の大学に編入したのも
もちろん母校の大学だったわけで
しかも、留学先からの編入で
本来なら1つ上の学年の千明は
俺たちと同じ学年に編入だった。

高校時代、美人で有名だった千明と
俺のカップルは有名で
3年経っても覚えている奴ばかりだった。

そんな俺と千明のツーショットに
寄りが戻ったとの噂は矢のように早く広がり
加奈ちゃんとの仲は
みんなの噂から消えていった。

本当に好きな女とやっと両思いになれたのに
ほかの女との噂に悩まされるなんて。

今までの俺の行いが悪すぎたからか?

そんな時、付属のやつらで千明の歓迎会をすることになった。
当時、本当にバカばかりやった仲間だけど
俺は加奈ちゃんと遊ぶようになって数ヶ月
そいつらとは自然に距離を置いていた。



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