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プレイボーイの憂鬱
第5章 新しいピアス
千明が初めてだったわけじゃないのに
本当の意味でセックスを教えてくれたのは
千明だったのかもしれない。

そんなちあきのフェラチオに俺が気持ちいいと思わないはずはなく
まして嫌いで別れた女でもなく

3年間、名前も顔も思い出せないほど抱いた数々の女たちは
抱いている時に確かに千明の身代わりで。

どんなに今、加奈が好きでも
その気持ちが100%整理付いた訳でもない俺は
本当の力で千明を引き剥がせなかった。

「ん・・・」

いつの間にか千明の頭を持ち
自分から腰を振って
千明の口の中に自分のものを打ち付けていた。

苦しそうに顔を歪める千明を眺めながら
俺は精液を口の中に吐き出した。

千明はいやらしく口端から精液をよだれのように垂らし
あごの下で広げた手のひらでそれを受け止める。

残りを音を立てて飲み干し
俺の手を自分のスカートの中に導く。




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