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2000文字の官能空間にようこそ
第3章 ハウスキーパー
 こんなに集まるとは、画家の橘治は応募してきた女たちの履歴書に目を落としてそう思った。
 短期アルバイト(一ヶ月間のみ)
 年齢 18歳以上(高校生、大学生の応募は不可)
 時間 8:00~17:00
 仕事内容 別荘の掃除等
 給与 百万円 残業代別途支給
 交通費全額支給
 場所 ○○
 
 数十枚の履歴書の中から橘は迷うことなく高野朱里を選んだ。
 高野朱里22歳無職。履歴書に貼られていた写真のショートカットでボーイッシュな朱里に橘は何か惹かれるものを感じたのだ。身長体重だけでなく、スリーサイズ82ー58-88の数字を見たとき、橘は笑った。
 朱里は橘の別荘から車で三十分の所に住んでいた。それでも朱里は橘の別荘に住み込みで働くことを望んだ。
「こんにちは」
 そう挨拶をした朱里は、とてもスレンダーな体をしていた。
 朱里を選んだことに間違いはなかった。性格は素直で仕事もてきぱきとこなした。そして一通り仕事を終えると、朱里は橘の話し相手になった。
 朱里は聞き上手だった。老人の話を嫌がることなく朱里は橘の話に耳を傾けた。やがて朱里は橘のことを「お爺ちゃん」と呼び、橘は朱里のことを「あかり」と呼んだ。
「あかり、今日も頼む」
「はい」
 朱里が橘の要求を拒否することは一度もなかった。
 お風呂も夕食も済ませて橘は寝室のベッドで横になっていた。
「お爺ちゃん」
 朱里がドアを開けた。朱里はドアをノックしない。もちろんそんな朱里を橘は叱らない。
「早く来なさい」
 橘はそう言うと、布団を取った。橘は全裸の格好で仰向けに寝ていた。朱里は弱々しい老人の体を見つめながら上下のパジャマを脱いだ。朱里はブラを付けていなくて、白いショーツだけ穿いていた。
「お爺ちゃん」
 朱里はそう言うと、橘の隣に寝た。朱里は橘に自分の体を密着させる。若い女の香りが橘の鼻をくすぐった。橘の手が朱里の胸に伸びる。そして小ぶりな胸を揉んだ。
 橘が朱里の乳首を摘まむ。
「お爺ちゃんのエッチ」
 朱里がそう言った。
「濡れてるか?」
 橘は朱里のショーツの上からまんこ穴を弄った。ほんのりとした温かさが橘に伝わった。
「お爺ちゃん、そこ気持ちいいよ。もっとして!」
 朱里は橘にそうねだった。
「ダメダメ。お前の体は今から僕のキャンバスになるんだ」
「わかってるよ。上手に描いてね」
「ふん」
 
 
 
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