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禁愛
第7章 切恋
翌朝、一睡も出来ず泣いていたせいか目は腫れていた。
「これで良かったのよ…これで良いの…」
栞奈は鏡を見つめながら自分に言い聞かせた。
和歌子が迎えに来るまで、まだ時間があったので目を冷やし
準備をした。
その時、栞奈の携帯にメールが入る。
相手は亨からだった。
やっと止まった涙がまた出そうになる…
栞奈はメールを読まずそのまま削除した。
亨の電話番号や着信履歴、今までの受信メールも消した。
しばらくして、和歌子が迎えに来る。
玄関の鏡で顔を確認すると、少し目が腫れていたが
メイクでごまかせているので大丈夫だと思い外に出た。
「おはよー」
「今日もごめんねぇ、予定とか大丈夫?」
「大丈夫よ、久しぶりの仕事で楽しいし…何にも考えなくて済むからね」
和歌子は言葉に少し引っかかったが、優の事や事件の事だからだと思い気にしなかった。
「これで良かったのよ…これで良いの…」
栞奈は鏡を見つめながら自分に言い聞かせた。
和歌子が迎えに来るまで、まだ時間があったので目を冷やし
準備をした。
その時、栞奈の携帯にメールが入る。
相手は亨からだった。
やっと止まった涙がまた出そうになる…
栞奈はメールを読まずそのまま削除した。
亨の電話番号や着信履歴、今までの受信メールも消した。
しばらくして、和歌子が迎えに来る。
玄関の鏡で顔を確認すると、少し目が腫れていたが
メイクでごまかせているので大丈夫だと思い外に出た。
「おはよー」
「今日もごめんねぇ、予定とか大丈夫?」
「大丈夫よ、久しぶりの仕事で楽しいし…何にも考えなくて済むからね」
和歌子は言葉に少し引っかかったが、優の事や事件の事だからだと思い気にしなかった。