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禁愛
第14章 展開
「栞奈、気にしないで、明日は亨さんの手伝い頑張ってね」

和歌子は家に帰って行った。

「栞奈、取り合えず…俺の店に行こう…」

「亨…本当にごめんね…」

「気にするな…行こう」

亨の車に乗り込みインテリアショップに向かった。

車中では…

「いったい何考えてんだよ…今更何を話すって言うんだ…」

「ごめん…」

「栞奈が謝る事じゃないよ…でも…言ってくれてありがとう」

店に着き、亨は仕事を始める…。

栞奈は仕事をしている亨の事を見つめスタッフに指示をする姿はかっこよかった。

夕方になり、明日の開店に向けて今日はここで終わる事にした。

「栞奈、送って行くよ…」

「ねぇ…今日…泊めてくれない?…明日一緒に出勤しよう…」

「泊まるのは良いけど、じゃぁ一回アパート戻るか?
 着替えとかあるだろ?」

「そうね…じゃぁ着替え持ったら向かうから」

亨はクスっと笑う。

「何?」

「一緒に行くよ…変な所に気を遣わなくて良いよ…」

「ありがとう…」

亨は栞奈のアパートに車を走らせた。
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