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禁愛
第14章 展開
夜になり、二人は出掛けて行った。

車の中でも、二人の会話は無かった

少し経ち、車を止める…

車を降りる前、亨は栞奈の手を握り

「大丈夫だから」

っと一言伝え、車を降りた。

少し前に自分が住んでいたこの家にまた来ようとは思っても居なかった。

震える手を抑えインターホンを押すと

美和が扉を開けた。

「どうぞ…」

中に招かれ、二人は中に入った。

リビングに入ると、自分が居た頃とは全く違う雰囲気で

それだけでも、少し寂しい気持ちになった。

「どうぞ…座って…」

美和がお茶をいれにキッチンに行こうとした…

その時、亨が口を開く

「お茶など要りません…話を手短にお願いしたいんですが…
 今更、何の用ですか?」

栞奈はただ俯いていた。

「栞奈さん…突然押しかけてスミマセン…」

「・・・・・・・・」

美和が座り、話をはじめた。

「私は、昔から優が好きでした…。あなたと結婚をしたと知った時、
 本当に悲しかった。でも、何年かぶりに出張で優に会って
 その気持ちが変わって無い事を知りました…
 そして…どうしても自分の者にしたかった…だから…私は長期出張になった時
 今しか無いって思いました。あなたから優を奪うのは今しか無いって思って
 優に抱いてと迫ったんです…」


栞奈は、俯き涙を必死にこらえていた。

美和の話は止まらず話続ける…


「優からは、拒否されました…でも…私は栞奈さんを理由に一度だけと
 お願いしたんです…優は栞奈さんをこれ以上傷つけたく無いと
 私を抱きました…でも…優は私じゃなく・・栞奈さんを想ってた…
 寝言で栞奈さんの名前を呼び…私を抱きしめました。
 悔しかった…そして、私は写真を撮って証拠を残したんです」


美和は目に涙を溜め今にも泣きだしそうだった。


「そして、あの日…それをあなたに見せたの…」

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