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禁愛
第7章 切恋
栞奈は家に戻ると、また一気に不安な気持ちになった。
しかし、警察が定期的に巡回をしてくれてるし、少し安心し・・・
久しぶりにキッチンへ向かった。
「そうだ!何か作って気を紛らせよう!」
栞奈は冷蔵庫を開けたが数日家を空けていたせいで中は空っぽだった。
「だよね・・・」
それでも、あるもので何か作ろうと色々さがした。
「これがあれば・・・久しぶりにシフォンケーキでも焼こう・・・
いつまでもクヨクヨしては居られないしね!」
栞奈は音楽を流しながら調理に没頭した。
しばらくして、ケーキが焼きあがる。
「上出来!上出来!」
好きな紅茶を煎れ、少し落ち着いた。
その時携帯がなった。
相手は和歌子だった。
「大丈夫?怖くない?」
「うん。平気よ・・・ありがとう」
「良かった、ねぇ明日もお店手伝って?」
「良いの?私も楽しかったから、また行きたいって思ってたの!」
栞奈は明日も、和歌子のお店を手伝う事にした。
電話を切りすぐに、今度は優からの着信…
「はい・・・」
「俺だけど、大丈夫か?」
「えぇ…今日は家に戻ってきたの・・・」
「そうか・・・戸締り忘れるなよ・・・」
「うん・・・」
電話を切る…。
『戸締り忘れるなよかぁ・・・』
しかし、警察が定期的に巡回をしてくれてるし、少し安心し・・・
久しぶりにキッチンへ向かった。
「そうだ!何か作って気を紛らせよう!」
栞奈は冷蔵庫を開けたが数日家を空けていたせいで中は空っぽだった。
「だよね・・・」
それでも、あるもので何か作ろうと色々さがした。
「これがあれば・・・久しぶりにシフォンケーキでも焼こう・・・
いつまでもクヨクヨしては居られないしね!」
栞奈は音楽を流しながら調理に没頭した。
しばらくして、ケーキが焼きあがる。
「上出来!上出来!」
好きな紅茶を煎れ、少し落ち着いた。
その時携帯がなった。
相手は和歌子だった。
「大丈夫?怖くない?」
「うん。平気よ・・・ありがとう」
「良かった、ねぇ明日もお店手伝って?」
「良いの?私も楽しかったから、また行きたいって思ってたの!」
栞奈は明日も、和歌子のお店を手伝う事にした。
電話を切りすぐに、今度は優からの着信…
「はい・・・」
「俺だけど、大丈夫か?」
「えぇ…今日は家に戻ってきたの・・・」
「そうか・・・戸締り忘れるなよ・・・」
「うん・・・」
電話を切る…。
『戸締り忘れるなよかぁ・・・』