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第2章 サキュバス大ピンチの巻

「失礼しちゃうわっ」

色白のサキュバスの顔がやや赤く染まる。

「あたしら夢魔は、性病とか病気のタグイはないのっ」

魔物は人間、動物と違い-絶対免疫-があり病気はない。
土手山達の自衛隊が言う性病とは自分たちの精液同士の感染である。

「ここは、男気ジャンケンでフェラと本番の二人を決めてＨしようじゃないかっ」

「ジャンＨ？」

土手山の意見で営内がざわつく…

「ほ、本番？？交尾はダメだよ。妊娠するもんっ」

サキュバスの目的は精子を大量に飲むことである。
ＳＥＸすれば人間の女子と同様に妊娠するし
魔物と人間の間で生まれた子供の親権争いは100％女性側（雌）の勝利である。

理由は、魔物の雄は基本的に子育てが苦手な修羅の道であり、雌から子供を奪うと雌の魔物は羅刹となる。