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ビッチ女のクリスマス…
第1章 12月23、24、25日の三日間…
42
「あ、は、はい…」
ビッケはすっかり出し切り、落ち着いた感じであった。
そして…
「あ、あのぉ…」
「え、なに?」
「ね、年末は?」
「え、年末って?」
「あ、いや、だから、そのぉ…」
「あ、そうかぁ」
クリスマスが終わったら、年末、年越し…
と、恋人たちのイベントは目白押しなのである。
そして彼、ビッケも、さっきのわたしの雰囲気を察し、すかさず攻めてきたという訳か…
「あ、はい、年末の予定なんかは?」
「ふぅん、そうかぁ…」
「あ、な、何か予定とか?」
少し不安げな顔で訊いてくる。
「あぁ、うん、予定は…あるわよ…」
「え…、あ、あるんすか…」
がっかりな顔をしてきた。
「うん、あるの…」
「あぁ…」
そのがっかり顔が…
また、かわいいのだ。
「うん、そう…
かわいいペットと過ごそうかなぁってね…」
「え…あ、そうすかぁ……えっ?
ぺ、ペットってぇ?」
「うん、かわいいペットのさぁ…」
ビッケと過ごそうかなぁってさぁ…
「え、あ、ま、マジっすかぁ?」
ようやく理解したようだ…
「うん、マジっす」
「う、うわぁ、ゆ、悠里さぁん…」
かわいいペットのビッケは、そう感嘆の、感激の声を上げながら抱き付いてきた。
「うん…
かわいくて、大好きなビッケと過ごそうかなぁってね」
と、わたしはそう言ってあげた…
いや、言ったのだ。
「ま、マジっすか?」
「うん…マジっす」
そうわたしは開き直ったのだ…
もうなるようになれだ…
つまらない計算なんてしない…
そして…
もう…
怖がらない…
「でも…
もっと感じさせてくれたら…ね」
そう、ビッケ、いや、和哉くんが大好きだ…
いや、今は…
大好きなんだ…
そして…
12月25日のクリスマスの淫靡な夜が過ぎていき…
次は…
年越しの夜を迎える…
クリスマス編…完
「あ、は、はい…」
ビッケはすっかり出し切り、落ち着いた感じであった。
そして…
「あ、あのぉ…」
「え、なに?」
「ね、年末は?」
「え、年末って?」
「あ、いや、だから、そのぉ…」
「あ、そうかぁ」
クリスマスが終わったら、年末、年越し…
と、恋人たちのイベントは目白押しなのである。
そして彼、ビッケも、さっきのわたしの雰囲気を察し、すかさず攻めてきたという訳か…
「あ、はい、年末の予定なんかは?」
「ふぅん、そうかぁ…」
「あ、な、何か予定とか?」
少し不安げな顔で訊いてくる。
「あぁ、うん、予定は…あるわよ…」
「え…、あ、あるんすか…」
がっかりな顔をしてきた。
「うん、あるの…」
「あぁ…」
そのがっかり顔が…
また、かわいいのだ。
「うん、そう…
かわいいペットと過ごそうかなぁってね…」
「え…あ、そうすかぁ……えっ?
ぺ、ペットってぇ?」
「うん、かわいいペットのさぁ…」
ビッケと過ごそうかなぁってさぁ…
「え、あ、ま、マジっすかぁ?」
ようやく理解したようだ…
「うん、マジっす」
「う、うわぁ、ゆ、悠里さぁん…」
かわいいペットのビッケは、そう感嘆の、感激の声を上げながら抱き付いてきた。
「うん…
かわいくて、大好きなビッケと過ごそうかなぁってね」
と、わたしはそう言ってあげた…
いや、言ったのだ。
「ま、マジっすか?」
「うん…マジっす」
そうわたしは開き直ったのだ…
もうなるようになれだ…
つまらない計算なんてしない…
そして…
もう…
怖がらない…
「でも…
もっと感じさせてくれたら…ね」
そう、ビッケ、いや、和哉くんが大好きだ…
いや、今は…
大好きなんだ…
そして…
12月25日のクリスマスの淫靡な夜が過ぎていき…
次は…
年越しの夜を迎える…
クリスマス編…完