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疼く…
第4章 第4幕 愛奴誕生
『さあ、見ていてあげるよ。バスローブの紐をほどいてみようか』

固まったまま 動けなかった…

『僕は、声を荒げることはしないよ。麻以は僕の宝物になるんだからね。待っているよ、紐に手をかけてごらん』

『うん、いい子だ。次は紐を解くのだよ。』

『解けたね、偉かったよ。じゃあ、そのまま気をつけの姿勢になろうか。前を重ねる紐はもう無いのだから、手で押さえてる様は綺麗じゃないね。』

『恥ずかしいね。でも顔をあげて僕を見なさい。可愛いね、お酒も飲んでないのに真っ赤だよ。うん、可愛い』

『脱いでしまうより恥ずかしいだろう。このままは辛いよね、でも僕はもう少しそのままで麻以を見ていたいんだよ。』

…………………………

『ほうら、麻以のつぶらな目がトロンとしてきた。身体が熱くなってきたんだね、いい顔をしているよ。』

『おや?身体が震えているね?辛いかい?もう少しだよ。さあ、これを口に入れてあげよう。穴がぽこぽこ開いたゴルフボールみたいだね、ギャグボールだよ。そのボール部分だけね。顔にベルトがかかるのは僕は嫌いだからね。さあ、ちゃんとくわえて。』

『よだれが出てきたよ、あれ?しゃがんじゃいけないね。麻以は赤ちゃんだからよだれが出るんだよ、この世界では生まれたばかりなんだから当たり前なんだよ』

彼は私の後ろにまわり バスローブを肩からスルっと落とした。

昨日会ったばかりの男性の前で 私は生まれたままの姿を晒した…
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