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疼く…
第7章 耐えて…耐えて…
身体はへとへとのべとべとだ。

『少し休憩ね(微笑)』
麻以の汗まみれの身体と麻以のアナルから噴き出した汚物を綺麗にして、フワッと抱き上げ 王様の座る?ゆったりと包み込むようなソファーに横たわらせ、御主人様は、傍で麻以の髪を撫で、スポーツドリンクを口移しで飲ませて下さった。

『……』

『どうした?麻以』
『スポーツドリンクは美味しくないかな?(微笑)』


昨日から 今に至るまで、私は 御主人様と 手を合わせることも 抱き合うことも まして触れることすらしていない。
口移しとはいえ、初めてのキス…接吻…

胸の鼓動は高鳴り、飛び出してしまいそうな勢いなのだ。
これまでだって男が居なかったわけじゃないし、激しく求め合うセックスも たくさんしてきた。
なのに、だ。生娘のように動揺し、顔を紅く染め、思うように動けない!なされるがままの私。そして その行為を幸せにも似た ほっこりと感じる私がいる…


やっぱり、…魔法…だ(至極の幸福感)

『御主人様…すきです…麻以、御主人様がだいすきです…』

『私もだよ、麻以』

麻以を好きと言った御主人様。だからこそ、麻以を美しい愛奴にしたいのだ と 言った。

『言い方は変わらない。しかし、麻以が悲鳴をあげ、逃げられないのに逃げようとするようなことも私はするよ。泣いたり、わめいたり、恐怖で失禁しても私は構わない。それらはすべて、やがて身も心も嬉しくて幸せで淫靡な世界を浮遊する、その時に通じていくのだから。』

『私を信じなさい。そして愛してくれると嬉しいな(笑)。だから麻以、耐えなさい。どこまでも苦しみ、号泣し、でも、歯を食いしばって耐えなさい。皆が羨む美しい淫靡な女性になるために、ね?返事は?』

低く温もりのある優しい声に私は酔い、言葉も理解できぬままに『はい、御主人様。』と応えてしまっていた…
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